偏りすぎレビュー③お前さんが幸せならもう何でもいいよ
ついに後期が始まってしまいました。楽しみな授業もありつつ、面倒なグループワークがまた始まるのかと思うと憂鬱で憂鬱で仕方がありません。
そんな中、少しでも有意義な1日にしたくて見たのがViva!公務員です。
いつも通りアマゾンプライムでみました。字幕しかないと思います。
あらすじ
主人公のケッコは幼い時からの夢だった公務員として働いている。しかし政府の財政改革で公務員は削減されることに。ひたすら職にしがみつき続けるケッコの運命やいかに？！
イタリアのコメディ映画です。公務員を辞めたくないケッコがいろんな所に飛ばされます。ちなみにケッコはちょっと嫌な感じのおっさんです。
とにかくこの映画はテンポが良い！良すぎる！開始3秒からテンポが良いです。
イタリアの映画は初めてみたので特徴みたいなのはわからないんですが、この作品はちょっと下ネタもありつつフフッと笑える場面が多かった印象です。家族と一緒に見るのはTedほど気まずくはならないと思いますが、ちょっと注意なシーンはあります。
今回はメモをしながらみたので、それをもとに感想をつづっていこうと思います。
・ウズラって卵じゃなくて鳥本体かよ
ケッコの元の仕事は狩猟許可証に判を押すことなんですが、相手に賄賂としてウズラをもらうシーンがあるんです。ウズラといったら卵のイメージが強かったので、羽もむしってない感じのウズラを差し出しているのにびっくりしました。イタリアではウズラ＝鳥肉って感じなんですかね。
・テンポ良すぎ
公務員として働いている人が集められて、次々と異動にならない人の要件が発表されるシーン。テンポが良いです。
・ハゲてると寒そう
北極に異動になったシーンで、帽子もかぶらずに軽装で北極に降ろされていて寒そうでした。頭が。ヨーロッパの人ってハゲやすいんですか？ケッコは38歳の設定なんですがそれよりも老けて見えました。
・スマホケースうける
ケッコのスマホケースが愛するママの写真をプリントしたものでびっくりしました。マザコンがすごい。
・テンポ良すぎてビビる
北極でケッコは研究員をホッキョクグマから守る仕事を割り当てられます。そこで出会ったのが美人研究員のヴァレリア。ヴァレリアにメロメロなケッコは休暇中にノルウェーのヴァレリアのお家に行きます。そこで紹介されたのは３人の子供。実はヴァレリアには父親が違う３人の子供がいるママでした。この紹介シーン、テンポが良い（2回目）。
・部長さんの帽子、髪の毛かと思った
ケッコの天敵にシローニ部長という女性が出てきます。シローニ部長はケッコを辞職させたくて北極に飛ばしたわけですが、危険手当など意外とコストがかかってしまっていることから北極に来て異動か辞職を迫るシーンがあるんです。その時にかぶってる帽子が髪色と似ていて、頭が大きく見えたのが面白かったです。もうどんな場面でも面白く見える
・セブンイレブンだ！
休職をする、と言ってシローニ部長から逃れたケッコ。休職中もヴァレリアの家族になろうと北欧式の暮らしになじもうと努力します。それにしてもノルウェーにもセブンイレブンあるんですね。
・イタリア人、本当にヴェ～っていうんだ
某国擬人化漫画の影響でイタリア＝ヴェ～なんですが、本当に言うんだ、と。イタリアではヴェだけで会話ができるらしいです。
・リズミカルにクラクション鳴らすな
イタリアに限らず、海外の映画を見るとイライラしてクラクションを鳴らすシーン絶対ありますよね。
・部族の長、強い
部族の長は心が読めるらしいです。すごい。は？部族？と思った人は実際に作品をみて確かめてください。
・あんた意外といいやつじゃん
ラストのネタバレになってしまうので詳しくは書かないんですが、ケッコって憎めないんですよ。最初は何やねんこのおっさんとか思ってたんですけど、公務員の業務はしっかりやるし、ヴァレリアに好かれるために努力する姿を見ると、周りから見放されたりしていないのはケッコの性格ゆえだな～と。もうお前さんが幸せなら何でもいいよ。ちょっとむかつく発言はあるけどね。
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例のごとく アマゾンプライムのあなたへのおススメの欄をひたすらスクロールして見つけた作品でした。
アマゾンのレビューの中でケッコはイタリアの典型的な男性、と言っている方がいたんですが本当にそうなんですか？！ケッコは美人に弱くて、でも料理はできてママが大好きで……確かにイタリアってそんなイメージがあるかもしれません。
とにかくずっと笑いっぱなしの1時間30分でした。あまり長くないので、とりあえず面白い映画がみたい！って人には特におすすめです。 でも、仕事の人間関係で悩んでいる人にはあまりおすすめできません。ケッコにイライラすること間違いなしなので。
